医療法人 土橋内科医院

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新型コロナワクチン、+インフルエンザワクチンの情報

新型コロナワクチン予約
現在は10月1日~7日の枠の開放をしております。10月8日からの枠はまだ開放しておりません。
1回目の最終ワクチン接種日は当院は10月16日もしくは18日になりります。(9月29日のワクチン入荷数が未定のため)
 
2回目の新型コロナワクチン接種は3週後になります。
ようやく終わりが見えてきたところです。
 
 
しかし今度はインフルエンザワクチンが始まる季節です。
そこでインフルエンザワクチンの情報です。
今年の入荷数は昨年比で6~8割程度になると見込まれております。
 
昨年は驚くほどインフルエンザが少なかったです。
みなさんのマスク、3密回避のおかげ+海外からの旅行者が少なかったことが要因と考えられております。
 
海外の流行時期は日本と異なるので、流行地域から日本への旅行が持ち込みの初めの一因になるところがシャットアウトされるのは大きいです。
 
今年のインフルエンザワクチンはどうしようか?とお思いの方も多いと思います。
 
 
そこでワクチンを打つか打たないかの一因になる情報をお伝えします。
 
まず打つメリットから
インフルエンザワクチンは毎年打つ人と、昨年打たずに今年だけ打つ人では効果に差があるということです。
 
毎年打つ方が効果が高いことが知られています。
これから何年インフルエンザが流行らないかなどは予想しようがありません。昨年流行らなかったから今年も流行らないという根拠はないわけです。
実際にRSウイルスは昨年の400倍に戻りました。
今年に流行らなくても来年は流行るかもしれない。
その時に毎年打っているかどうかで効果は変わってきます。
今年を抜かしたので打った年(例えば来年)のワクチン効果が低かったという可能性もあるわけです。
今年はやるかも予想できないのに、来年はやらないかどうかなど予想できません。
 
2つ目のメリット
インフルエンザの検査もかなり敷居が高い。
鼻咽腔に検査棒を入れて検査をするのはエアロゾルを大量に発生させます。新型コロナがある中、発熱外来をするには防護服などの重装備がいりますのでかなり時間を要します。インフルエンザの検査も同様にかなりマンパワーを要しますので、流行すると熱の患者さんが病院へというのが難しい発熱外来受診難民が出る恐れがあります。
ワクチンは発症を1/2程度、重症化を1/10程度に減らしますのでワクチンを打っていれば通院ができなくても自宅待機する安心感はあがります。
なおタミフル等は熱を下げる効果などはありますが、重症化を防ぐ効果についてはほとんど影響しません。ワクチンを打つ意義はここにあります。
 
打たなくてよいと考えられる根拠
昨年は1.4万人(一昨年が1000万人)とかなり少なかった。
インフルエンザ関連の死者も少なかった。
今年もマスク、3密回避はかなり続くと思われる。
南半球が2年連続でインフルエンザが少なかった。
 
などになります。
 
インフルエンザのワクチンは今年も当院でも予定していますが、
新型コロナのワクチンと時期を重ねると間違いが生じてもいけませんので、ひとまず新型コロナワクチンが終わったころから開始出来たらと思っています。
入荷数(生産数)が少ないため、昨年同様にかかりつけ患者さんがメインになると思います。
入荷数が限られているため新患の方のワクチンの準備は難しいと思っております。ご了承頂ければと存じます。