新型コロナワクチン3回目について問い合わせが増えています。
決まっていることとしては当院で3回目を行うということは決まっています。
またファイザーで申請をすることも決まっております。
（モデルナは半量になるようで、1バイアルから15人～20人近くとる見込みになるため。かつモデルナの経験値が少ないため）
しかし、現時点ではまだ決まっていないことの方が多いです。以下に記載します。
まだまだ情報が変わってきており、確定的なものが少なく流動的ですが、12月24日現在の状況をお伝えします。
3回目ワクチンの前倒しについては堺市からの情報では
①医療従事者
②高齢者施設従事者、入所者、通所などの利用者
となっておりますが、②についてはその施設でワクチンを打つ前提のようですので、当院での接種の前倒し（6か月）には当てはまらないと思います。
現時点では当院では6か月の人は医療従事者のみの状況と把握しています。
前倒しがないとすると、基本は8か月以降に3回目のワクチンを打つという前提でお話しします。
（今後のオミクロン株の流行次第で前倒し対象が増える可能性がありますのでその時はまた別途検討します。）
1回目のワクチンについては、2020年2月ころから医療従事者が始まり、4月ころから老健施設等が始まったと思いますが、一般の高齢者の開始は2021年5月1日からでした。（集団接種会場が先行）。その方の2回目は5月22日になりますので、その8か月後というのは2022年1月22日です。これが一般の方の一番早い人です。
そのため一般の方のワクチン3回目も1月22日以降はその日から増えてくるものと思います。
また本格的に当院でワクチン接種が始まったのは2021年5月19日からでした。（個別接種開始日）。その方の2回目接種は2021年6月9日になります。その８か月後は2022年２月９日です。
2022年2月9日以降については1回目、2回目も当院で打っている方ですので、順次3回目のワクチン予約についても当院への予約が入ってくるものと思っております。
問題になりそうなのは1月22日から2月9日ころまでの間の当院で3回目を打ちたい人の人数の予想です。
8か月を割ってはいけないというルールを厳格に守る必要があればその間のワクチン接種は集団接種会場で接種した一部の方のみということになりますので当然当院で打ちたいという人は少数のはずです。しかし必ずニーズもあります。
ファイザーは１バイアルで6人のワクチンが取れるためどうしても6の倍数で予約をとる必要があります。
1月22日にワクチンを設定すると打てる人は5月1日に集団接種会場で打った人のみになりますので、その中から6人が当院で予約するか？と言われると難しいと思うんです。
となるとある程度、人数が6人確保できるまで待ってもらうという必要がありそうです。
ファイザーワクチンは3回目の確保比率が低いので廃棄するということは絶対に避けなければならないという事情もあります。
早くに3回目を打つということと廃棄をなくすという２つの難しいかじ取りを求められておりますので、もうしばらくはどうするのがベストなのかを思考錯誤していきます。
そのため申し訳ありませんが、予約についてはもう少し先になると思います。
なお75歳以上の方の3回目のクーポン券（接種券）は1月7日ころに発送されるようです。そのころに予約の開始が出来ればいいのですが、8か月の前提が崩れないか注視する必要があります。
上記のように不確定なことが多いため、またわかり次第情報発信をしていきたいと思います。
正直まだ何も決まっていませんが現状をお伝えします。
