医療法人 土橋内科医院

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コロナワクチン秋接種について

コロナワクチンの秋接種の予約開始しています。
一番早い予約は9月20日になっています。
ご自身の最終接種日の確認もお願いします。
打てる対象者としては最終接種から3か月以上たった人になっています。
 しかし、
来年以降の接種が1回か、2回かが不透明です。政府としては年1回を視野に入れているようです。
1回になることを想定して接種しましょう。
mRNAワクチンの弱点は明確で、抗体価が時間とともに下がることです。
そのため1年以上経過した人に肺炎が増える等の報告が上がってきています。
今回を早く打つと、来年春接種がない場合は1年開くことになります。
今回を急ぐと丸1年接種できないということになりそうです。
春接種が来年もあれば別ですが不透明ということです。
今回3か月、次回1年となるより
今回6ヶ月、次回9か月となる方がバランスはよいです。
(同じ15か月で見た場合)
そのため前回接種からまだ大して期間がたっていない人は遅めの接種も検討ください。
接種券が来た→予約ではなくて結構かと思います。
もちろん窓口でこのような話はしません。
感染予防効果も含め早くに打ちたいという希望がある人を断ることはできないためです。また時間的、マンパワー的にも限界があります。予約をとることで手一杯ですから。
ですので急いで打つかどうかはしっかりとご自身で考えて決定してください。そのうえで予約に来てください。
急がなくていいと思う人は接種時期になったら予約を取りに来てください。
第9波で感染した人も急ぐ必要はないように思います。
今回急いだほうがいい人としては第9波では感染していない人の中で、
オミクロンになってからまだ予防接種をしていない人(最終が令和4年9月以前)、2回接種で終わってしまって2年近くがたつ人、未接種の人
などではないでしょうか。
コロナ感染後の人でコロナの感染時の症状が辛かった人は接種を検討ください。
何度でもかかります。
未接種でかかって辛かったという人は是非接種を検討ください。
2回で終了した人も症状が辛かった場合は同様です。
その際は感染後約3か月空いていれば接種検討の時期です。
これは1回目症状が重かった人の方が2回目の症状も重い可能性が高いというdataがあり、対策なしでは2回目も症状が辛い可能性が高いためです。ワクチンには重症化抑制のみならず、症状緩和作用があり、また後遺症も減らす作用もあります。
ご自身で早めの予約をするべきか、ゆっくり急がず接種すべきか、接種そのものをしないのか等は御検討ください。