10月1日からインフルエンザワクチンが開始します。早く枠組みが決定されてほしいです。問診用紙も届いておりません。
さてインフルエンザワクチンは例年は10月23日ころからということが多かったのですが今年は前倒しになっております。
従来はインフルエンザワクチンは効果が打ってから2週間程度から上昇し、4週ではピークになると言われていました。また効果は5か月程度と言われています。
(人によって4~6か月と差があると思われます。)
10月1日に打って4か月なら1月末になります。5か月で2月末です。
なお例年であればインフルエンザのピークは1月4週目ということが多いです。
今年は例年通りと発生数、ピークなども違うと思います。
例えば現在のインフルエンザ発生者数は例年の1/1000です。
8月のオーストラリア(冬)でもインフルエンザのピークはかなり低かったようです。
今年の日本の夏風邪も少なかったです。
みんながしっかり手洗いをし、マスクをしたら多くのウイルスが減りました。
とても良いことです。
さてインフルエンザワクチンについてほむほむ@アレルギー専門医の方がまとめたものがあります。とても参考になります。
https://note.com/ped_allergy/n/n5568c70b39f0
これをさらにまとめると
ワクチンを打つと
感染リスクを減らせる。
重症化を減らせる。
集団免疫としての効果がある。
などとなっています。
多くの方がインフルエンザワクチンを打つことはとてもいいことだと思いますが、10月1日に殺到する必要はなさそうなのは現在の感染者が少ないこと、早くに打ちすぎるとインフルエンザの流行ピーク期に一部の人は抗体がピークアウトする可能性があること。などの理由です。慌てずにでもしっかりとワクチンを打っていきましょう。
以上、問い合わせが多いので調べてみました。