新型コロナ対策として、対面診察時間の短縮目的や感染対策にもなりますので携帯電話を利用した診察を行っています。
もしくはLINE登録をされている方はLINE電話なども使用しています。
患者様のなかには、その携帯電話番号を登録されている方もいると思います。
またLINE登録されている方も多数おられます。
但し電話は運用を限定しています。
患者様からの携帯への電話、LINE電話、LINEによる相談は原則受け付けておりません。
電話をうけても、目の前にカルテはありません。カルテなしで過去の状態把握なく正しい判断ができるかどうかもわかりません。
カルテに書き込むこともできません。
後日、言った、言ってないともめることになったとしても証拠も作れません。
電話に出て、指示を出した際の責任の所在はどうなるか?と想像してみてください。
また電話にてうけた相談で診察の費用はどうなりますか?
とても難しいことです。
費用をもらえば責任もでます。責任があるのにカルテに何も書き込めない、指示した内容、相談の内容も記載できないというのは、避けるべき事です。
そうなると、電話にでないのが正解なのです。
相談に返事をしないのが正解となります。
ですので、患者様からの電話、LINE電話、LINEによる相談はすべてお断りしておりますし、電話にはでません。
時間内、時間外に関わらず出ません。
時間内に診察中に他人からの電話に出る医師がいたら気分悪いですよね。
カルテなしの状況は時間内も変わりありません。
時間外もカルテが手元にない状況であることに変わりありません。
あくまで携帯電話は診察の補助ツールです。
相談は来院頂くか、受付に電話するかを通して頂きたいと思います。
簡単に確認したいと思われるかも知れませんが、背景には難しい事がありますので、ご理解頂けましたら幸いです。
理由があって携帯電話には出ないのです。
新型コロナ対策としては便利なツールではありますが、上手な運用が必要です。