大阪で診察をしているとコロナの人が多いなと思いますが、全国で見ると大阪はさほど多い部類ではないようで、四国や九州はさらに多い状況です。
今後はお盆になり帰省という方もあるかと思います。
直前にコロナになった人等との接触について、もう一度知識を持っていただいておいた方が安全です。
まずコロナのウイルスが人にうつる期間は
発症2日前~発症10日目くらいまでということを再度認識しましょう。
5類になったあとインフルエンザに揃えるということを政府は行いましたが、ウイルスの特性が変わったわけではありません。
コロナのウイルスは最初の5日間が高ウイルス量、後半の5日間が低ウイルス量の人が多いのは事実です。
そのためきっちりと高性能マスクを行うと低ウイルス量でも社会が回るのではないかということで、症状がない人に限って学校等への出席が可というのが政府が出した条件なのですが、
症状がない人に限ってという条件を外している人が多いこと、マスクをするという条件を外している人が多いことが問題です。
そのため6日目に学校へという人が、症状があり帰宅という事例、6日目以降は自宅ではマスクをしない→その後家庭内感染という事例も見ます。
帰省でも同様の心配があります。
直前にかかったけど5日は経っているという人が周りにいたら、しっかり感染対策を練らないと電車で、帰省先で感染するリスクは高くなります。
また帰省先で発症したという人は熱があっても帰りの電車に乗ることは想像に難しくありません。
健康な楽しいお盆をお過ごしください。